気分はいつも五月晴れ

自称ゲーマー・ブレイブの気まぐれ日記(・ω・)ノ いろんなことちまちまやってたりします(=ω=)

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コミナと魂の絵本 第2話 妖精戦士大復活  

五ヶ月ぶりの第2話。
ホントゴメンな。

色々ゲームが楽しすぎて…。

とりあえず、ノリで書いてますわ!!

自己紹介を終えた4人と1匹。
少しお茶をクルセーナにご馳走しながら落ち着いたところで、コミナはずっときになっていたことを尋ねた。

「それにしても、なんであんな所で倒れてたの?」

「え、えっと、倒れたのはちょっと疲れが出たから何ですけど…最近この辺りで妙な噂を聞いたもので…。」

「それって、もしかして…」

コミナは街で噂になっている奇妙な生物の話と、その生物が出た周辺で色んなものが消える事件が起きていることを話した。

「そうそう、なーんか妙に聞き覚えがある話って思ってさ。その生物ってどんな感じのやつ?」

「それが…」

ユーキの問いかけに近所の目撃情報と、自分達が倒したと思われる緑色のポヨポヨした生き物のことを話した。

「嘘でしょ…ツッコミどころも多いけど、それ以上に信じられない事態だわ。」

ユーキだけでなく、クルセやリースも驚きの表情を隠せなかった。

「どういうこと?」

「多分、コミナさんとクリスタちゃんがやっつけたのは、ぽよぽよっていう魔物だと思います。」

「ぽよぽよ…。」

コミナは見たまんまの名前だったことも少し気になった。

「しかもその、ものが消えるってやつ、アタシが昔遭遇した事件に似ているのよね。」

「じゃあ、これももしかして何か知ってる?」

コミナはポケットからぽよぽよが残していった丸い宝石を取り出して、ユーキに見せた。

「うっそ!?カラードロップじゃない!」

「やっぱり知ってるんだ!」

「知ってるも何も、私達の住んでた世界の絵本は、このカラードロップを使って描いてるのよ。」

「こ、こんな硬いもので…?」

「ちゃんと使うと液体状になるんですよね。そして、描いてる人の気持ち次第で色をコントロール出来るんです。」

「高性能な魔法のインクの元って考えればいいのかしら。」

「ですです。」

リースが丁寧にカラードロップの説明をする。

「こりゃ完全にぽよぽよね。なんでこんな世界に居やがるのか…。」

「居やがる。」

「魔物がいるなら調べないとね!コミナちゃん、そのぽよぽよが居た所まで案内してくれる?」

「わかったわ。すぐ行きましょう!」

こうして一向はコミナの案内でぽよぽよを倒した場所に向かった。

「しっかし、クリスタの攻撃が通用するなんて、やっぱりピクシーなんじゃないの?」

道中、ユーキが言った。

「どういうこと?」

「え、えっと、ピクシーはピクシー同士の攻撃しか通用しないんです。なのでぽよぽよを倒せたクリスタさんはピクシーに分類できると思うんですが…どうも…。」

「まだ判別できないのね…。ちなみに、私が蹴り飛ばすことは出来たり?」

コミナはやろうと思ってしまったことで聞いてみた。

「蹴り飛ばすってアンタねぇ…。多分出来るけど無駄ね。倒せないのは勿論だからボールの代わりに出来るかもしれないけれど、魔物は人間に対しては催眠術みたいな感じで精神的に攻撃してくるの。」

「そっちの方が怪我したりするより怖そう…。良かったやらなくて。」

胸をなでおろすコミナ。
そんな会話をしているうちに、現場に到着した。

「気配は…しませんね。ぽよぽよ1匹だけだったのでしょうか。」

「んなわけないでしょ。ぽよぽよを1匹見たら100匹いると疑えって言うじゃない。」

「言いませんよ…そんなゴキブリみたいな…。」

「一先ず、周囲を探検してみましょう?何か手がかりがあるかも!」

ユーキがゴキブリのような事を言っている横で、コミナは周囲を見渡し、怪しげなものがないか探っていた。

「ちょっと!まるでアタシがゴキブリみたいな表現やめてくれない!?」

これは失礼。

「ユーキ姉さん、誰と話してるんですか。それも確かに10年ぶりの行動ですけども。」

「うん!懐かしいわよね!どーでもいい事だから気にしないで!虚しくなる!」

「え、これは変ね…!」

ユーキが訳の分からない事を言っている最中、コミナが怪しげなものを見つけた。

「訳の分からない…。」

「あれ?ユーキ、なんか落ち込んでる…?」

「気にしないでください。ただの懐古癖的な何かだと思います。」

「そ、そう。 じゃあ…ちょっとこっち来てもらってもいい?」

コミナ達は川岸に転がっていたボロボロの本棚の前にやってきた。

「不法投棄ね!マジ許すまじ!!」

(姉さん…。)

「そ、それもそうなんだけど…これ。」

無駄に荒ぶるユーキをなだめながらコミナが指さしたのは、一冊の本であった。
ボロボロの本棚に収まっているのに対し、金枠の飾りで彩られた非常に綺麗な真新しい赤い本である。

「どう考えてもおかしい。こんなの、誰かが持ってこなきゃこうならないもの!」

「しかもこの本、どこか懐かしいものに感じます。」

「わ、私もそう思います。ただならぬ気配がこの本から漂ってきます…!」

「曰く付きね。ということは、皆で後ろを振り返ればそこにー?」

ユーキの言葉でコミナとクルセーナが後ろを見ると、

「ぽ、ぽよぽよ!?」

「マジで居た…。」

緑色でゼリー状の丸い魔物、ぽよぽよが3匹並んでいた。

「ど、どうしましょうユーキ姉さん!?」

「不味いわね、10年ぶりな上にこの状態じゃ戦えない!」

「私も力がまだ回復しきれてなくて…!」

動揺を隠せない3人。
その3人の前にコミナが踏み出した。

「…倒していいんだよね?」

「お、おう…!そうか、クリスタの力で!」

「うん、やってみる!クリスタ、皆を守るよ!」

「きゅー!」

と、クリスタの鳴き声が響き渡ると同時に、コミナは絵本を広げた。

「出ておいで!」

コミナそう叫んだ。

「…。」

―シーン

「あ、あれ?」

クリスタは出てこなかった。

「な、なんで!?クリスタ!?」

「ギュッ、ギュギュ…ギュー!」

クリスタの声はする。
しかし、肝心の本体が出てくる気配がない。

「ど、どうしたのよ!?」

「分からない!でも、クリスタも出て来たがってるんだけど、何故か出られないみたいなの!」

「そ、そんなー!?大ピンチですー!」

何もしてこないと分かったのか、3匹のぽよぽよが一斉に飛びかかってきた。

「だったら…!」

コミナは絵本を閉じ、勇気を振り絞ってぽよぽよ達に向かって走り、

「こう見えても、スポーツにはそこそこ自信あるんだからー!」

―ボヒョーン

ぽよぽよを1匹、全力で蹴り飛ばした。

「マジでやった!?」

―べよん、べよん、べよんよんよん…

蹴り飛ばされたぽよぽよは地面を跳ね、やがて静止した。

「…。」

そして、起き上がった。

「やっぱりダメでした!」

「ぽよぽよだわ、あれモノホンのぽよぽよだわー…!」

「というか、コミナさん大丈夫です!?」

リースはコミナに悪影響が出ていないか心配している。

「え?あ、う、うん。とりあえず何ともないみたい。もしかして触るだけでもダメなの?」

「そこがイマイチ私もわかってなくて…でも何事もなくて一安心で」

「うっ!?」

リースが言い終わる前に、コミナに異変が起きた。

「コミナ!?」

「う…ギモヂワルイ…。」

コミナが口を手で抑えて、嘔吐感のあまり動けなくなってしまった。

「やっぱりアカンかったんやー!人間に魔物はアカンかったんやー!」

「ね、姉さんが昂って関西弁に…。」

そうこうしているうちに3匹が再び並んだかと思うと、縦に重なり出した。

「まずいです!なんかよくわかりませんけど、きっとお互いの弾力を活かした猛烈な体当たり的な何かをやろうとしてます!」

「超分かってんじゃん!クッ、あたしが代わりに戦えれば…!」

その言葉にクルセーナがハッとした。

「代わりに…そうです!それです姉さん!」

「え?何?」

「私の身体を、姉さんが代わりに使えばいいんですよ!」

「そんなこと出来んの!?なんで10年間気付かなかったのかとも!」

「むしろ10年という時を経た賜物って事でいいですよね!…ですよね?」

そういうことなので、説明しよう!
ダークピクシーというちょっとだけ特殊なクルセーナは、10年間放t…10年間の旅の中で、なんかそれっぽいことが出来るワザ的な何かを編み出していたことを思い出した。
その名もピクシーチェンジ、略してピクチェンである!

「一切説明になってません…。」

「いいじゃんもう!早くしないとコミナがぽよまみれの卑猥なイメージ映像を思い浮かべる読者が出没する事態になりかねない!」

「心配するところそこ!?」

※この小説は全年齢対象を目指した健全なもののつもりです。

「それでは、ピクチェン参ります!」

(略称気に入ってたかー。)

クルセーナが元気良く絵本を構えると、その身体が光に包まれた。

そして、

「きゃー、ぽよぽよがお互いの弾力を活かした猛烈な体当たりをしてくるー(棒)」

「させるかぁ!」

―ザザザンギエフッ

気合一閃、巨大な斬撃がぽよ3匹を蹴散らし、爆散させた。

「爆散!?」

「爆散じゃねーよ!モンスター倒すとドロップを撒き散らして消滅するからそう見えるかもしれないけども!懐かしいね!」

「ってか…ユーキちゃん?」

コミナの目の前には、ピンクの長いツインテールがトレードマークの、金色に輝く大剣を携えた戦士の少女・ユーキが立っていたのだった。

「そう、これが本来のあたしの姿。ガードナー・カレージのユーキ、かつての姿のままここに大復活!ってね!」

身の丈以上もある大剣を軽々と振り回し、決めポーズをするユーキ。

「次は大往生ですか?姉さん。」

「蜂じゃねーよ!しかもそれ死ぬってことだからね!?確かにメーカーは同じだけど…ってメタいわ!!」

ユーキの腰に下げられている紫の絵本からクルセーナの声が聞こえ、それに対してツッコミを入れる奇妙な光景の出来上がりである。

「あはは…けど、とってもカッコよかったわ!さすが戦士って感じね!」

「ま、これでも昔はそこそこ腕の良いイケイケなガードナーだったからね。ぽよくらい敵じゃないかな。」

「姉さんがちょっと古い言葉を使うのはさておき、ドロップは集めておきましょう。」

「…あたし古い?リース?」

全てのドロップを拾い集めたユーキは、ポーチに収納した。

「色々入りそうなポーチね。」

「まあ、その辺はご都合主義ってことで一つ。インベントリの説明とか面倒臭いし。」

「そ、そう。」

「さてと、とりあえずこの本ね。」

ユーキはボロボロの本棚に収まった赤い本に目を向けた。

「なんだか懐かしい感じがする。どれどれ。」

ユーキは赤い本を手に取り、開いてみた。
それはのどかな町や、大きなお城、どこかの庭園の風景が描かれた絵本であった。
そしてユーキ達はその風景の全てに見覚えがあった。

「嘘…これってまさか…。」

「どうしたの?」

「これ…シンシアランドだ…!」

「え!?」

その絵本に描かれていたのは、かつてユーキ達が暮らしていた世界、シンシアランドの光景だった。

「なんでこの世界にシンシアランドが描かれた絵本があるんでしょう…それにこのページ…。」

ちびリースが指差した絵は、庭園の風景。
しかし、その中には人間の子供を追いかけるぽよぽよ達も描かれていた。

「おかしい、庭園は確かに魔物がいたけど、それは基本的に居なくなって人を襲うようなことはなくなったはず。」

「いったいどうしてこんな物が…。」

と、その時であった。

「あら?本棚が…。」

赤い絵本の入っていた本棚の一角から仄かな光が放たれていた。
光は赤い絵本と同じ大きさに見える。

「ここに戻してってことかもしれないわ。」

「なんだか嫌な予感がするなー…でも、他にどうしようもないし、一旦戻そっか。」

「うーん、仕方ないですね…。」

ユーキが赤い絵本を本棚に戻した瞬間―

「ぬあ!?」

「な、何これ!!」

本棚と赤い絵本から眩い光が放たれ、辺りを包み込んだ。












―これでようやく計画が進む。

長かったが、これでこの世界も壊すことができるようになる。

…ん?

これは興味深い。そんな言葉を聞けるなんて。

何か勘違いしているようだが、君は私だ。

…いや、正確には君は私の模造品、と言うべきか。

模造品がオリジナルにものを言う権利があると?

まあ、いずれ君も壊れて消える。

模造品らしく、今を満喫するといいさ―

category: 何かの物語

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